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革の貼り合わせには〇〇を使え!

今回は革の接着についてのお話をしていきたいと思います。

身近な〇〇で大丈夫です!

 

 

この記事では

・革の接着材の種類がわかります

・使い方と注意点がわかります

 

 

こんな経験ありませんか?

・表の革と裏の革がいつのまにかずれていて、綺麗に穴があかなかった

・貼り合わせたはずなのに、作業している間にとれてしまった

 

こんな方はぜひ読んでみてください。

 

 

革の接着剤は〇〇で大丈夫?! 

 

革用に使われる接着剤は主に2種類あります。

①酢酸ビニル系

②溶剤系

 

それぞれみていきましょう。

 

①酢酸ビニル系

これは、水溶性の接着剤ですね。

水溶性ですので水に弱いです。

 

なんか難しい言葉で言ってますが

いわゆるボンドです。

なので普通に使う分には木工用ボンドで十分です!

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ボンド

 

しかも、片面に塗るだけでも大丈夫です。

 

使う際の注意点としては、

・可能な限り薄く塗る

→ボンドの層ができてしまうため

・しっかり上から押さえる

→可能な限りボンドの層を薄くするため

・はみ出さない

→汚くなってしまうため

・素早く行う

→乾燥してしまうと接着しないため

 

あとは、木工用ボンドとは違いますが、サイビノールと呼ばれるものもあります。

こちらは種類があって用途によって使い分けたりもします。

 

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サイビノール

 

 

②溶剤系

これはその名の通り溶剤が入っています。

なので、臭いがきついと感じる人もいるかもしれません。

 

溶剤系でも、天然ゴム系と合成ゴム系の2種類があります。

 

どちらも、両面に塗って少し乾かしてから貼り合わせます。

貼り合わせた上から圧着します。

 

通常のボンドとは違い、貼ってる途中にズラす事はできないので

位置を決めたらスッと貼りましょう。

 

天然ゴム系では

もし位置が合わなかったりしても大丈夫です。

ズラす事はできませんが、剥がす事はできます!

なので、もしズレてしまったら、一度外してもう一度貼り付けましょう。

その際、接着剤が残っていなければ、追加で塗り直してから接着しましょう。

一般的なのはゴム糊と呼ばれるやつです。

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ゴム糊


 

 

合成ゴム系はとにかく強力です。

天然ゴム系とは違い、

気軽に剥がせないこともあるので、注意して使いましょう。

よくあるのがボンドG17と呼ばれるやつです。

ボンドと書いてますが、溶剤系に分類されます。

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G17 ボンド

 

 

まとめ

・始めのうちは酢酸ビニル系、いわゆる木工用ボンドで大丈夫

・仮留めとして、あとで剥がすことも考えるならゴムのりを使う

・絶対に剥がれて欲しくないところには合成ゴム系を使用

 

 

私も最初は、お馴染みの白い木工用ボンドで始めました。

なので十分活躍できます。

 

 

今回はこんなところで

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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