牛革だけじゃない?「革」の種類について
今回は「革」の種類についてのお話です。
牛革が一般的でしょうが、その他の「革」についてもみていきましょう。
この記事では
・どんな「革」の種類があるのか
・それぞれどのような「革」なのか
について書いていきます。
革は好きだけど、あまり種類を知らないという方は
続きをご覧下さい。
「革」ってこんなに種類があるの?
代表的なものだけでも
・牛
・豚
・馬
・羊
・山羊
・鹿
6種類があります。
その他にも爬虫類系や、海洋生物系なんかもあります。
今回は代表的なものだけみていきましょう。
・牛
革製品として最もよく使われている「革」ですね。
全般的に大判で厚みがあり、繊維組織も比較的均一なため
強度、耐久性が良いのが特徴。
細かく分類すると
・カーフ
・キップ
・ステア
・カウ
・ブル
5種類に分類される。
上に行くほどが高級品であり、流通量も少ない。
・豚
国内で結構生産されているそうですが、
あまり馴染みのない「革」です。
通気性と耐久性に優れ、薄くて軽いのが特徴です。
靴の内側の革としてもよく使用されています。
・馬
「コードバン」なんかで有名ですね。
毛穴の数も少なく表面がなめらかなのが特徴です。
また、お尻の部分だけは繊維が特に密になっており、
堅く、丈夫な革となります。
これを「コードバン」と呼んでいます。
1頭から取れる量も少なく希少であることと、
その堅さから、「革のダイヤモンド」なんて呼ばれたりもします。
・羊
品種が多く、多様な性質があります。
子羊は「ラム」と呼ばれています。
薄く、柔らかいのが特徴です。
・山羊
革自体は薄いが繊維の密度が高いため
対磨耗性に優れた革となります。
子山羊は「キッド」と呼ばれています。
・鹿
傷が多く、表面をそのまま使用することが
あまりない革です。
代表的なのが「セーム革」ですね。
車好きな方なんかは、使われているかもしれませんね。
柔軟で感触が良いので、肌に触れる手袋や衣類関係に
よく使用されていたりします。
以上が代表的なものになります。
一般的には
大きくて厚みのあるものを「ハイド」
小さく薄いものを「スキン」
と呼んでいます。
〇〇ハイド、〇〇スキンと呼ぶと
聞き覚えがあるかもしれませんね。
今回はここまでとします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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